今回は外貨MMFと外貨預金の比較について誠に簡単ではございますが、解説させて
いただきたいと思います。まず外貨MMFがもっとも有利なのは為替手数料です。
外貨預金のほぼ半額程度です。
ネット専業の証券会社やソニー銀行などのネットバンクでは米ドルで往復50銭程度です。
大手証券会社でも往復で1円程度となっています。
また、信用リスクにも外貨MMFは強いです。
例えば外貨預金の場合は預け入れ先の銀行が破綻してしまうと元本が全額戻ってくる
保障がありません。一方、外貨MMFの場合は投資家の財産は分別管理されている
ので金融機関が破綻しても大丈夫です。
そして、外貨定期預金は、あらかじめ満期日が決まっているので、途中で解約すること
が原則的には認められません。
解約するとペナルティが発生するので最悪の場合は元本割れします。
しかし、外貨MMFの場合は購入してから翌日には引き出すことができます。
しかも解約手数料など一切かかりませんので気軽に投資することができます。
また、運用面でも大きく異なります。
外貨定期預金は固定金利で開始から満期を迎えるまで一緒です。
一方、外貨MMFは利率が変動金利でファンドの運用成績次第で分配金が変動する
実績益分配となっています。もちろん外貨預金にはないデメリットもあります。
例えば外貨預金は外貨でお金を預けている分に関しては元本は保障されます。
しかし、外貨MMFは元本保障はありません。
上述した全ての点を考慮しても、FXの方が優れていますが、FXに対して「リスクが
高い」といったイメージが強いのであれば外貨MMFをオススメします。
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